A.活性炭とは

1.活性炭の作り方
2.吸着
3.活性炭の原料
4.活性炭の種類
5.活性炭の生産量
6.活性炭への特殊機能の付与
7.使用済み活性炭の再生

B.活性炭の用途

1.液相用
 浄水
 排水処理
 脱色・精製
 醸造
 貴金属の回収
 液相用活性炭の銘柄

2.気相用
 空気浄化
 脱臭
 脱臭用活性炭の銘柄
 空気中の窒素分離
 その他のガス分離
 溶剤回収
 排ガス処理
 たばこ用
 自動車のキャニスター
 放射性ガス
 気相用活性炭の銘柄

3.その他
 触媒、触媒担体
 使い捨てカイロ
 電気二重層キャパシタ
 その他用途の活性炭銘柄

C.新しい用途
1.VOC規制への対応
2.ダイオキシン類の除去
3.環境ホルモンの除去
4.地下汚染物質の除去
5.エネルギー貯蔵分野


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2.気相用活性炭

自動車のキャニスター

自動車の走行中及び停車中に、ガソリン燃料タンクとかキャブレターより  放散されるガソリン蒸気は、大気汚染の原因になるので先進国ではその放散量を規制しています。活性炭を入れた容器(Canister)を、ガソリン蒸気の発生源と接続してガソリン蒸気を吸着させ、自動車の走行中に取り入れる新鮮空気によって脱着させ、脱着したガソリンはエンジンで燃焼させます。このキャニスターは吸着−脱着を繰り返すため半永久的に使用されます(図1)。このシステムをELCD(Evaporative Loss Contol Device)と言います。更に、米国では、ガソリンスタンドで自動車への給油時に放散されるガソリン蒸気の量を規制しており、その対策にもキャニスターが用いられます。このシステムをORVR(0nboard Refueling Vaper Recovery)と言います。この用途の活性炭は、ガソリンの吸着量は大きく、且つ、新鮮な空気の通気で容易に脱着するという独特の性能が必要です。

(図1)ガソリン蒸発損失防止装置

本ページのデータは全てクラレケミカル株式会社のご好意により、活性炭事業案内カタログから提供して頂いたものです。